それもこれも『フードロス』を無くしたいから☆(1)

こんにちは。

このブログを訪れていただきありがとうございます。


今回は、帰省中の4日間に ”料理” をしまくったことのシェアです。







先日も書いたように、最近は、今まで以上に『料理』を楽しんでいます♡



今回の ”料理三昧” は、もちろん、母のために。


そして・・・何よりも、

わたし自身が『母の暮らしに潜む ”フードロス” 』を無くしたくて☆


というのが、その背景にありました。




それもこれも・・・”北海道” という土地の豊かさ故。なんですけどね。


一人暮らしで、

高齢で、

食べ切れる量は、限られてるにもかかわらず


・我が家の畑で摂れるもの

・「畑で摂れたから」・・・と、他の人から ”お裾分け” でもらう野菜や果物

・「魚釣りを楽しんできたから」・・・と、他の人から ”お裾分け” でもらう魚類

・「山菜取りを楽しんできたから」・・・と、”お裾分け” でもらう山菜類

・・・


などが、次々と料理があまり得意ではない)母の元にやってきて、


『いただくもの(in)』と『消費する or 人にあげるもの(out)』

の、バランスが、圧倒的に悪すぎるのです。


(たぶん、それらの半分~3分の1 に近い量が、結果的に廃棄されてます)




・冷凍しても、食べ切る前に ”冷凍焼け” するまでとなり、結局廃棄。

・母なりに工夫して、保存が利くようにしたとしても、それは、塩分たっぷりな保存方法で、量を食べ切らずに結局、廃棄。

・人に分けたくても、近所の人も自作してたり、他の人からもらってたりで、需要はなく、

・わたしたち子どもに、送料をかけてまで、送る量でもない。


と、いうのが、毎回で・・・(電話するたびに、伝わってくることで)




「母のせいではない」

「母の暮らしなら、致し方ない」


と思いながらも、ここまで、ずっと、悶々としてきたことでした。





先月末には、送料をかけてでも送れる量となっていて、

わたしたち子どもや、わたしの夫の義姉妹にも、たくさんの野菜を送ってくれたんですけどね。


(わたしも、わたしで、これらを義姉妹に分けられないので、その頃お会いした方々に、

もらっていただきました♡ ありがとうございます。)




で、これら、玉ねぎと、ジャガイモが、この何倍も実家にある。と聞いていての・・・

今回の帰省だったので。


(とくに、玉ねぎは、これの10倍くらい!)


帰省中の4日間で、玉ねぎを消費するメニューを、作りまくったのです。




その目的は、母に、


・「玉ねぎは、こんな料理にも使えるよ」

・「この料理だったら、母好みの味にもできるよ」

・「この料理だったら、(軽度糖尿病の)母の体にも、悪影響を及ぼさないよ」

・「1人分だったら、これくらいの量で調理すれば、無駄にならないよ」

・「こうやって、保存すれば(食べて行けば)、傷ませずに食べ切れるよ」

・「こうやって、小分けにすれば、叔母にも(人にも)分けられるよ」


と、作って見せて、教えるため。でもありました。



(母は、昔から「料理を思いつかない」「いつもワンパターンになってしまう」というコンプレックスを口にし続けていて、

故に、味に飽きてしまって、食べ切らない。という悪循環に至ってました。)




と、いうことで・・・




ここからは、”自己満足” でもありますが、作ったメニューを羅列してみます。

(よろしければ、お付き合いください)




まずは、玉ねぎに拘らず、母が「食べたい」とリクエストしたものから☆


※これらは、食べたくても自分では、作れない(1人分がわからない、味付けがわからない)という理由で、食べれずにいたもの。だそうです。

(田舎ゆえ、外食で食べれる店もなく・・・)


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・鍋焼きうどん


・スパゲッティナポリタン (これは、玉ねぎ消費メニュー)


これらで、「1人分はこれくらいだよ」と、材料を切りながら教え、

他、「筑前煮」もリクエストあり、使いきれてなかった日本酒(下記参照)で煮込みながら、作りました。


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思うんですけどね。


わたしが、5月から不食に向かって普通に食べなくなったことで、

『夫のために1人分の食事を作る』ことに慣れてたんですよね・・・


それが、今回の『母1人分の食事を作る&教える』ことに、スムーズに応用できたのですから、

ほんと、すべては、完璧ですね☆(笑)




で、ここからは、


・大量の玉ねぎ

・特大のジャガイモ(”ハンドボール” くらいの大きさで、どうやって食べようか悩んでいたと)

・実家の冷蔵庫に長期保管されていて、悪くなりかけてた食材

・わたしや、義妹が帰省した際に買って使って、それっきりになってた(消費期限が切れそうな)調味料

・使い切れずに微妙に残ってる調味料

・お正月に神棚に備える ”お神酒” として買って、そのまま保存されてしまった日本酒(200ml程度の小瓶。なんと3本も。笑)


を、消費すべく作ったメニューの数々です。


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玉ねぎと大根のピクルス

これは、先日、夫に作って好評だったもの。

今回、多目につくって、小分けにして冷凍保存に。

母にも好評で、お裾分けした叔母にも好評でした♡

母は、”北国あるある”で、塩分の濃い~ものが大好物。

(特に、漬物や、紅ショウガなど。漬物に更にしょうゆをかけたり・・・の、”北国あるある” を、地で行く人。苦笑)


そんな母が、ピクルスは漬物に近い感じでお好みらしく、

「これなら、塩分少なくても、漬物感覚で食べれる♡」と、氣に入ってくれました。



・鶏肉のすき焼き風

本当は「煮物に入れたい」と用意されていた『結びしらたき』を入れ忘れたので(笑)

”冷凍焼け” していた鶏肉と玉ねぎで、日本酒で煮ながら、すき焼き風に。

濃いめに味付けておき、小分けして冷凍へ。

食べるときは、温めて、生卵を絡めて味をマイルドにするよう伝えて。



・ジャガイモ と ピーマン の麺つゆ炒め

こちらは、特大ジャガイモと、しなび始めてたピーマンを消費するために。

瓶の底にハンパに残ってた ”麺つゆ” を使い切って。

こちらも、母、お好みの味だったようで、すぐに完食。



・クラムチャウダー

上記のジャガイモと玉ねぎを消費するためのメニュー。

使えずに残ってた ”コンソメ” を使って。

カレーにも使うアサリを大目に用意して、濃いめに作り、

食べるときに牛乳や豆乳で薄めながら温めなおせるように。

小分けして冷凍し、叔母にもお裾分け。



・鶏ごぼう

こちらは、太くて、めちゃくちゃ長い ”特大ごぼう” が3本も入ってたものを使って。

(少量で売られてるものが無いらしい)

母が使いたいのは、わずか、2分の1本らしいので、

それ以外のごぼうを全部使って、鶏肉の細切れを買い足して、

これまた、日本酒で煮て、中途半端に残ってた ”創味つゆ” を使って『佃煮風炒め煮』に。

小鉢程度のサイズに、ラッピングし、冷凍保存。

叔母にもお裾分け。



・トマトシーフードカレー

先日、母が我が家に来た時に「おいしい」と氣に入っていたので、

玉ねぎをふんだんに使って料理。

ジップロックに1回量ずつ分け、冷凍保存。

叔母にもお裾分け。



・ラタトゥユ

カレーに使ったトマト缶、玉ねぎ、に、ズッキーニやピーマンを足して。

使えずにいた ”コンソメ” も消費するメニュー。

これも、ジップロックに1回量ずつ分け、冷凍保存。

叔母にもお裾分け。



・オニオンコンソメスープ(の素)

ソフトボール大の大きな玉ねぎを、3個消費して。

バターで炒め、ミキサーにかけ、上記コンソメを全部使い切って、1~2時間、煮詰めたもの。

冷凍保存し、飲みたい時に、水で割りながら、好みの濃さに温めなおして飲むように。

また、火を通した ”ジャガイモ” や ”カボチャ” と合わせてミキサーにかけ、温めなおせば、ポタージュスープにもできる。

叔母にもお裾分け。



・大根の葉の”ふりかけ”風

「大根の葉だけ、もらったの」と見せられたそれは、東京で目にするのとは違って、

量(束)も、長さも、特大で(笑)

細かく切って、ごま油で炒め、鷹の爪&鰹節&中途半端に残ってた ”ダシ醤油” で和えて。

しっかり水氣を飛ばして、ふりかけ風に。

ごはんと食べるだけでなく、冷ややっこに乗せても良し、チャーハンに使っても良し。

叔母にもお裾分け。



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と、いう感じで。



実家にあった玉ねぎ、かなり、消費してきました。




で、年齢的に食事量が落ちてきたにも関わらず、

好きなもの(炭水化物)でお腹がいっぱいになってしまって

糖尿の数値が悪化しはじめてる 母 にとっては、


・おかずのバリエーションが増えて、

・主食以外の(おかずの)食べる楽しみが増えて、

・「これなら、バランスよく食べれそう♡」と、食生活の改善につながり・・・



叔母にとっては、


・食事作りに頭を悩ませないでよくなって、

・「普段、自分が作るばかりなので、人に作ってもらえるのは嬉しい♡」と、喜んでくれて・・・

(この氣持ち、料理担当の方々は、良くわかりますよね。笑

わたしも、人に作っていただくときは、ものすごくありがたいです。)



そうして、わたしにとっては、


・好きな料理に没頭して

・ずっと氣になってた『フードロス』を、いくらかでも予防できて♡



『三方良し』な4日間となったのでした♡





そして、この ”料理三昧” が、違った意味で母を安心させ

わたしに ”氣づき” を与えたのですから・・・


これまた、面白く(笑)

(別記事でシェアしますね☆)




で、まだまだ残ってるんですよね・・・。

実家の玉ねぎ。


(施設に寄付するとかも浮かんだのですが、それについては、要検討。となってます)




どうか、美味しい内に、食べてほしい。


芽がでて、ガスが発生して、食べられなくなる前に・・・。


『フードロス』とならないように・・・。




そんな『フードロス』に関しては、まだまだ想うところがあるので、

次の記事に続けますね。




ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。


愛♡感謝

りかこ&アダム